Saturday, January 07, 2006

きれいな歩き方って??
 

日本人は着物を着ていた時代、芸者さんのようにそろりそろりと内股に歩くことが美とされて来ている名残か、ガニマタでガツガツ歩く姿はどうも受け入れ難い。
スーパーモデルもファッションショーで、背筋を伸ばして直線の上を歩いている事を意識して歩く姿がやっぱりキレイ。 

シンガポールに来て、初めてのショックは女性の歩き方。
老若女性の大半が、、、ガニマタ歩き
腰を前に突き出して、ガツガツ,だらだら横へ広がってだらしなく歩く。
彼氏と一緒に歩こうが、ドレスアップしてようが、気にしない。
最初は「みんな、冗談きついって。わざとやっとるんでしょ?」と思いきや、ただ単に笑わかしているんじゃないようだ・・。 
疑問なのは、これだけ発展している国でファッションの情報も豊富にある。海外ブランドもリアルタイムで入ってくるから、使える材料はあるのに、どうして彼女らのファッションは発展途上なんだろうか。 海外有名ブランドファッションショーも日本より頻繁にTV(バスの中のTVでも)放送され、歩き方、装い方だって学べるはず。 いろいろな意見や理由はあるのだろうけど、最終的には「ファッションセンスの欠如」「美的意識の欠落」に至るんだろうと思う。ディティールにこだわらない国民性、四季のない気候もあるだろうけど、せめてガニマタで歩くのだけは、やめてほしい。本当にみっともない。
人の事は決して言えたものじゃないけど、女性としてみてて辛い。 
同じ暑い国でもタイ(バンコク)はまた違っていた。彼女らはおしゃれ。チープな服でも着こなしている。カラーの使い(差し色を上手く利用したり)、アクセントの小物使いも上手な人を見かけた。ガニマタで歩く人なんて、ほとんど遭遇しなかったし。 同じ中華系の台湾や香港では、日本に近いこともあり、日本のファッション雑誌がそのまま中国語に翻訳されて売られている。日本とリアルタイムに流行が発信されていることもあり、台湾は特にファッションセンスが日本より。日本のファッションが良い悪いということではないけど、私は日本人のファッションセンスや美意識は誇るべきものだと思う。
 日本のファッションは(10年くらい前)、右ならえ右!というほどみんな同じ格好をしていることがトレンドだった時代から変わり、今は多種多様な格好をして”自分スタイル”を楽しむ人が増えたのが私は嬉しい。
ファッションは自分が楽しむことが何より大事。お金をかければいいっていうものでもないと思う。上手く着こなしていれば、自分の好きなものを着ていろんなスタイルに挑戦してみるのもいいと思う。でも、いくらステキな格好をしていても、ガニマタで歩かれたら、台無しだよねえ??

 


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